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手術医師の手元アップ

AEDは、日本名を自動対外式除細動器といい、近年一般にも広く普及している救命器具であり、「除細動」とはいわゆる電気ショックのことを言います。
「除細動」とは、心室細動などの重篤な不整脈や心臓が停止した際に、電気的な刺激を与えることで心臓の働きを元に戻す試みを行うことです。
AEDと通常の電気ショックとの違いは、本来は医師にしか行えない処置である除細動を、救命の知識や技術のない一般市民の方が行なえるという点です。
日本の救急車は平均で約7分の時間の要すると言われていますが、人間の心臓が停止したまま3分経過すると、その後の処置で救命出来る率は50%にも低下するとの報告があります。
このことからも、救急車が到着するまでの7分間の間に果たす役割の重要さが見てとれると思います。
近年AEDの設置は広く普及してきており、駅や空港、学校などの公共施設にはほぼ必ず置いてあるのが現状です。

とはいえ、突然意識を失ってしまった人に出くわした際には、誰しもが焦ってしまうことでしょう。まずなにをすれば良いのか、頭の中が真っ白になってしまいそうです。
また公共の場では、恥ずかしくて大声で人を呼ぶ事が憚られるかもしれません。そんな時に近くにAEDがあれば、まずは収納されているケースを開けてみましょう。
するとアラームが鳴るので、あなたが大声で叫ばなくても、周囲の人は緊急事態に気付くでしょう。救急車を呼んでもらい、直ちにAEDを使用します。
AEDは、心電図測定に使用するパッドと除細動を行う機械の部分で出来ています。心電図のパッドの貼り方や除細動までの手順、さらに心臓マッサージの方法や速さも音声と画面で教えてくれるので、手順通りに使用すれば誰でも処置が行えるようになっています。
また、除細動が不要な場合は誤って電気が流れることがないため安心です。身近にいる人が倒れたら、まずは恐れずに行動を起こしてみてください。
あなたが、大切な人を助ける事が出来るかもしれません。